R&I、投信販売で16社を格付け 「顧客本位運営」を評価

2018/12/17 20:30
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格付投資情報センター(R&I)は17日、投資信託を販売する銀行や証券会社など16社の格付け結果を発表した。金融庁が金融機関に「顧客本位の業務運営」を求めているのを踏まえ、取り組み状況を5段階(SS、S、A、B、C)で評価した。野村証券や福岡銀行が「S」評価を獲得した。

R&Iによるこうした格付けは今回が初めて。第1陣として都市銀行2行、地方銀行3行、信託銀行2社、証券会社7社、金融持ち株会社2社の計16社を評価対象とした。

顧客本位の販売方針策定、高齢者や若年層など属性に合わせた商品提案、取り扱う投信の選定・品質チェック体制など5つの項目から評価した。みずほ銀行や三井住友銀行など3行6社が「S」評価、いちよし証券伊予銀行など2行4社が「Aプラス」(プラスは上位の評価に近いことを示す)評価を獲得し、四国アライアンス証券が「A」評価を得た。

投信販売は、販売手数料を稼ぐために顧客に回転売買を促す営業が問題視されてきた。元本を削って分配金を出す毎月分配型投信なども見直しが求められている。

R&Iは「顧客本位」を重視するうえで比較可能な指標を設けることで個人の利便性を高め、金融機関に積極的な活用を呼びかけていく考え。

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