/

車の名義貸し「事故時に賠償責任負う」 最高裁判断

自分名義で車を所有できない生活保護受給者が、他人に名義を借りて車を購入し、事故を起こした場合、名義を貸した人に賠償責任があるかどうかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(小池裕裁判長)は17日、「名義貸しは、運転に伴う危険の発生に影響した。監視、監督すべきだった」として、賠償責任を負うとの判断を示した。

他人を所有者とするケースは、車の運転が原則認められていない生活保護受給者などに多いとみられ、安易な名義貸しに警鐘を鳴らす判決と言えそうだ。

賠償請求を受けたのは、生活保護を受給していた姉に頼まれて名義を貸した岡山市の男性。判決は「姉は車を所有すると受給できなくなると考えていた」と指摘、男性は依頼を承諾したとして「賠償責任を負う立場に当たる」とした。責任を否定した二審広島高裁岡山支部判決を破棄、賠償額を算定するよう、審理を差し戻した。

判決によると2014年、岡山県倉敷市の市道で、姉が運転する車が前方の車に追突。乗っていた男女が首などにけがをした。

他人名義の車を運転中の事故を巡る訴訟は多数あり、名義人と運転者の関係性など個々の事情ごとに賠償責任が判断される。〔共同〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン