農薬大手から1億円出資 ベルグアース資本提携

2018/12/17 18:19
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野菜苗大手のベルグアースは、農薬大手のOATアグリオと資本業務提携を締結した。OATアグリオが18日付でベルグアースの発行済み株式の3.94%を約1億円で取得する。OATアグリオは有機栽培向けなど環境負荷の少ない農薬や肥料開発に取り組んでいる。ベルグアースの種苗技術と連携し、互いの強みを生かした商品開発やサービス提案を目指す。

OATアグリオは大塚化学の事業部門が独立した農薬・肥料メーカー。防除や施肥かん水、植物の免疫力を高めて収量を増やす事業に取り組む。2017年12月期の連結売上高は141億1800万円。

今夏にはベルグアースグループの育種会社「むさしのタネ」(千葉県旭市)に出資するなど両社は連携を深めている。ベルグアースの山口一彦社長は「農業活性化のため、消費者により安心安全を届けられる仕組みづくりをしたい」と話す。

ベルグアースが14日発表した18年10月期連結決算は、売上高が前年同期比1.6%増の46億9800万円、最終損益は2900万円の黒字(前年同期は6900万円の赤字)に転換した。子会社「ベルグ福島」(福島県川俣町)の生産能力拡大や茨城農場(茨城県常陸大宮市)の設備拡充、全国パートナー農場との連携による効率化が利益改善につながった。

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