医師の休息時間、9時間確保を 厚労省提案

2018/12/17 17:55
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厚生労働省は17日、医師に義務付ける、終業から次の始業までの休息(勤務間インターバル制度)を9時間とする案を示した。当直明けの医師は2倍の18時間とする。医師の少ない地域医療を担う人には緩い残業時間の上限規制を適用する一方で、確実に休める時間を確保する。

17日、医師の働き方改革を議論する検討会に提案した。1日6時間程度の睡眠を確保するための対策としてインターバルは9時間とした。あわせて28時間の連続勤務時間の制限を適用することも示した。

厚労省案に医療関係者からは理解を示す声も出たが「これでは病院は回らなくなる」「(残業の上限は)かなり高くして柔軟性を持たせてほしい」といった慎重な意見も目立った。

厚労省は一般の医師向けには年960時間(休日労働込み)の残業上限をつくる方向。ただ、地域医療の確保に欠かせない病院や技能向上が必要な医師にはさらに緩い上限を設定。これらの医師にはインターバル制度や連続勤務時間の制限などを義務付けることで健康を守るとしている。

働き方改革関連法では一般労働者に年720時間(休日労働除き)の残業の上限が決まった。医師は働き方の特殊性から独自の規制を検討会で議論している。2024年4月から適用する。

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