2019年3月26日(火)

19年は「週末は田舎で」が流行 リクルートHD予測

2018/12/17 17:07
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リクルートホールディングス(HD)は17日、住まいや飲食など8領域の2019年のトレンド予測を発表した。都市と田舎に家を持って二つの生活を楽しむ「デュアラー」が増えるほか、味や品ぞろえを重視した持ち帰りメニュー「ポータグルメ」などが普及するとみている。「忙しい暮らしのなかでも生活の質を高めたいという意識が背景にある」という。

「デュアラー」は20~30代が中心で平日は都心、週末は田舎で過ごす。リクルート住まいカンパニーが運営するSUUMO(スーモ)の池本洋一編集長は同日の記者会見で「共働きの増加で駅に近いマンションの人気が高まる一方、心にゆとりを持てないと感じる人も多い」と話した。

目的別に住宅を使い分け、最低限の広さが確保できれば良いという考え方が広がっているという。二拠点目としては都心から2時間以内で移動できる千葉の南房総や長野の軽井沢が挙がった。安価な空き家やシェアハウスを活用すれば費用も抑えられる。リクルート住まいカンパニーの調査では「デュアラー」の世帯年収は800万円未満が半数を占めた。

飲食では外食各社がテークアウトやデリバリーへの参入を進め、利便性と満足度を両立する持ち帰りメニュー「ポータグルメ」が人気を集めそうだ。マクロミルの調査では「忙しい時でもおいしい物が食べたい」と思う人は82%に上った。総菜や弁当など「中食」と外食の垣根が崩れ、手軽さだけでなく満足度も持ち帰り商品に求める消費者が増えている。

人材活用では現場で働く社員が中途採用の活動を主導する「職場スカウト採用」が広がるとみている。入社前に相性を確かめ合い、雇用のミスマッチを防ぐ狙いだ。リクルートキャリアが運営する「リクナビNEXT」の藤井薫編集長によると「配属先の職場長と直接会話できる場が求められている」という。

企業は正社員以外への学習環境の整備にも力を入れる。アルバイトやパート向けにスキルアップ講座を提供する「学び場イト」で従業員の定着率向上を狙う。日本留学中に就業経験を積む「留Biz大学生」も増えるとみている。

(佐々木望)

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