日立、ABBの事業を7000億円で買収発表 - 日本経済新聞
/

日立、ABBの事業を7000億円で買収発表

日立製作所は17日、電気を発電所から企業や家庭に届ける送配電などの電力システム事業を、世界最大手のスイスABBから買収すると正式発表した。買収額は約7000億円で、日立が手掛けるM&A(合併・買収)として過去最大となる。世界の電力事業の環境は大きく変化しており、買収を通じて電力システム事業で海外展開を急ぐ。

ABBは産業用電機の世界最大手で、電力部門では制御システムといった送配電設備の製造や運営を世界で手掛けている。日立はABBの電力システム事業の買収で世界首位に躍り出る。

電力システム事業は電力会社などから発注を受けて変電所を建てたり、電線を敷設したりする。設備運営を受託し、停電を防ぐために電力網全体の需要と供給を調整する役割を担う。

買収に向けてABBがまず当該事業を分社化し、2020年前半までに日立が約8割を出資する。この時点の買収金額は約7000億円となる。その後完全子会社化を目指す。

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

関連キーワード

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません