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ジャガー・ランドローバー、最大5千人削減 英紙報道

【フランクフルト=深尾幸生】英ジャガー・ランドローバー(JLR)が数千人規模の人員削減を計画していることが16日わかった。英メディアが報じた。英紙フィナンシャル・タイムズによると、最大5千人にのぼるという。中国の自動車市場の減速で販売が落ち込んでいることや、英国の欧州連合(EU)離脱で生産コストが上昇するおそれがあることに対応する。

JLRは英国最大の自動車メーカーで英国で約4万人を雇用する。人員削減は主に英国で実施し、2019年1月にも発表するとみられる。

同社は11月までの世界新車販売台数が前年同期比4%減と苦戦。10月には詳細は明らかにしなかったが、10億ポンド(約1400億円)のコスト削減を18カ月以内に実施すると公表していた。

中国では7~9月の販売台数が前年同期比44%減った。中国による欧州産車などの関税引き下げや米国産車への関税引き上げで市場が混乱していることの影響を受けている。

英国の全体の乗用車販売台数は1~11月の累計で前年同期比7%減。英国のEU離脱にともなう不透明感が影を落としている。ディーゼル車離れも大型車が多くディーゼル比率が高いJLRにとっては逆風だ。

JLRのラルフ・スペッツ最高経営責任者(CEO)は英国のEU離脱について「合意なき離脱なら会社の利益を吹き飛ばし、数万人の雇用が危険にさらされる」と警告している。同社は10月、スロバキアに工場を開いた。英国から一部の車種の生産移管を進めている。

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