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欧州新車販売、11月8%減 通年で前年割れも

【ストックホルム=深尾幸生】欧州自動車工業会(ACEA)が14日に発表した11月の欧州主要18カ国の新車販売台数(乗用車)は前年同月比8.4%減の104万9261台だった。3カ月連続で前年水準を割り込んだ。9月に新しい燃費試験が導入されたことによる市場の混乱からの回復が遅れている。18カ国の18年1~11月累計は0.2%減となり、通年で前年割れする可能性も出てきた。

11月単月の国別では、ドイツが前年同月比9.9%減の27万2千台、英国は3.0%減の15万8千台だった。年前半に欧州市場全体をけん引したフランス(4.7%減)やスペイン(12.6%減)も落ち込んだ。経済情勢が安定しないイタリアは6.3%減と不調が続く。

9月に導入された新燃費試験「WLTP」の影響で、駆け込み需要があった8月は2割以上のプラス、9月は反動で2割以上落ち込んだ。当時は「11月には反動も落ち着く」(ドイツ自動車工業会)との見方が主流だったが、市場全体に力強さを欠いている。

メーカーグループ別では、独フォルクスワーゲン(VW)が12.5%減と、減少幅は縮んでいるが依然として2ケタ減。シェアは1.1ポイント低くなり22.9%だった。2位は仏グループPSAで販売台数は5.6%減だった。

3位は仏ルノーで19.2%減。独BMW(2.5%減)、独ダイムラー(2.3%増)と続いた。日本勢では、トヨタ自動車が0.4%増とプラスを確保した。日産自動車が28.1%減と大幅マイナスが続いている。ホンダは15.1%減だった。

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