Rubyでサービス創造、TABETEとStudyplusに大賞

2018/12/14 14:52
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島根県は2018年12月13日、松江発のプログラミング言語「Ruby(ルビー)」で開発した独創的なIT(情報技術)製品やサービスを表彰するイベント「Ruby biz Grand prix (ルビー・ビズ・グランプリ)2018」を東京都内で開催した。同イベントは15年から毎年開催され、今回で4回目となる。

国内外からノミネートされた事例は40件。これは過去最多のノミネート数だという。この中からグランプリである大賞のほか、特別賞、デバイス・テクノロジー賞、プライシング・イノベーション賞を選び、表彰式を行った。

大賞を受賞した事例は2つ。1つは、コークッキング(東京・港)が開発したフードロス削減サービス「TABETE(タベテ)」、もう1つはスタディプラス(東京・渋谷)が開発した学習支援サービス「Studyplus(スタディプラス)」だ。

コークッキングの榊原徹哉リードエンジニア(右)。左はRuby開発者で審査委員長のまつもとゆきひろ氏

コークッキングの榊原徹哉リードエンジニア(右)。左はRuby開発者で審査委員長のまつもとゆきひろ氏

スタディプラスの島田喜裕CTO(右)

スタディプラスの島田喜裕CTO(右)


TABETEは、突然の予約キャンセルなどで余ってしまった食事の提供先を探せるサービスである。コークッキングの榊原徹哉リードエンジニアは「開発時に手本となる類似サービスがなく、手探りで開発を進めなければならなかった。方針が短い期間で変わることもあったため、Rubyの迅速な開発力と対応力が有効だった」と話す。

Studyplusは、勉強したページ数を記録して可視化できるサービスだ。SNS(交流サイト)の機能を備え、勉強仲間同士が切磋琢磨(せっさたくま)しやすい環境をつくれる。スタディプラスの島田喜裕最高技術責任者(CTO)はRubyの魅力を「活発なコミュニティーと、よく使われるライブラリーが整備されていること」と語る。

このほか特別賞は、オクト(東京・千代田)が開発した建設・建築現場で使える施工管理アプリ「ANDPAD(アンドパット)」、グロービス(東京・千代田)が開発したウェブ学習サービス「グロービス学び放題」、スーパーシップ(東京・港)が開発した広告配信プラットフォーム「ScaleOut Ad Platform(スケールアウト・アド・プラットフォーム)」の3事例が受賞した。

デバイス・テクノロジー賞は、SCSK九州(福岡市)とユカイ工学(東京・新宿)の2つの事例が受賞した。プライシング・イノベーション賞には、コラビットとバンク、リブセンスの3つの事例が選ばれた。

(日経 xTECH/日経SYSTEMS 安藤正芳)

[日経 xTECH 2018年12月13日掲載]

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