2019年9月18日(水)

トヨタ、ブラジルでエタノール走行のHVを生産

2018/12/13 23:00
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【サンパウロ=外山尚之】トヨタ自動車は13日、植物由来のエタノールで走行するハイブリッド車(HV)を2019年末までにブラジルで生産開始すると発表した。実用化は世界ではじめて。インフラが未整備な南米では電気自動車(EV)などエコカーの普及が遅れているが、現地のニーズに合わせた車種を投入し、シェアを高める。

トヨタが3月に公開した、エタノールで走行するHVの試作車(サンパウロ)

サトウキビを原料とするエタノール燃料はガソリンに比べ安価なためブラジルで幅広く利用されているが、既存のHVはエタノールに対応していなかった。トヨタは3月に「プリウス」をベースとしたエタノール対応HVの試作車を公開し、現地投入に向けて開発を進めていた。

ブラジルでのHVの現地生産もはじめてとなる。生産する車種や台数などは明らかにしておらず、小規模生産からはじめ、需要を見極めるとみられる。

ブラジルでは日産自動車や米ゼネラル・モーターズ(GM)などが相次ぎEVの投入を表明している。トヨタは充電設備が必要なく、燃料費が安価なエタノール対応HVをエコカーの本命として売り込む。

ブラジルのテメル大統領は10日、自動車産業振興策「Rota2030」に署名した。トヨタの要望に応じ、エタノール対応HVへの工業製品税の減税などが含まれており、普及の追い風となりそうだ。

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