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台湾エイスース、沈CEOが退任へ スマホ苦境で経営体制刷新

【台北=伊原健作】台湾のパソコン(PC)大手、華碩電脳(エイスース)は13日、10年以上にわたり最高経営責任者(CEO)を務めてきた沈振来氏が、2019年1月1日付で退任すると発表した。スマートフォン(スマホ)事業の不振が深まるなか、経営体制を刷新して巻き返しを図る。

CEO退任を発表した沈氏(右)と施董事長(13日、台北市内)

13日に台北市内で記者会見した沈氏は「次の革新とエイスースの成長の道を探りたい」と述べた。退任後にすべてのモノがネットにつながるIoT関連のベンチャー企業を立ち上げる予定で、エイスースはこの会社に30%出資するという。

沈氏は08年にCEOに就任し、経営トップの施崇棠(ジョニー・シー)董事長とともに経営をけん引してきた。14年から展開した「ZenFone(ゼンフォン)」ブランドのスマホは日本や欧州、東南アジアなどで有力ブランドに成長した。

ただ16年ごろから中国勢の台頭で競争環境が悪化し、11月まで14カ月連続で前年同月比減収となるなど苦戦が続いてきた。施氏は会見で株主らに謝罪し、立て直しに向け「高度なデータ処理を必要とするゲーム向けのスマホやPCなど強みを発揮できる分野に集中する」と強調した。

市場シェアの防衛と新たな成長路線の確立という2つの課題に対応するため、沈氏の退任後は2人の共同CEOを置く体制に移行する。ともに技術者出身で副社長級の許先越氏と胡書賓氏が就任するという。

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