天然ゴム 1カ月半ぶり高値 生産国の市況対策に期待

2018/12/13 17:19
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東京商品取引所の天然ゴム先物が1カ月半ぶりの高値をつけた。指標となるRSSの期先物は13日の清算値が1キロ168.9円と前日比4.2円(3%)高い。主産地の東南アジア諸国が連携して市況対策に乗り出すのが強材料。自動車分野で米中摩擦が緩和するとの期待も買いを集めた。

天然ゴム産地は低迷する市況のテコ入れに動き出した

主要生産国であるタイ、マレーシア、インドネシアの政府関係者は16日に3カ国協議を開く。会合では輸出削減策が話し合われる見込み。世界生産量の7割近くを占める3カ国の供給が絞られるとの思惑が広がった。

最大消費国の中国で経済成長が停滞し、タイヤ需要が鈍るとの懸念から天然ゴム相場は6月から下落基調が続いていた。11月中旬には152.9円と2年ぶり安値をつけていた。

タイとインドネシアの両国政府は個別で市況対策を表明している。サンワード貿易の松永英嗣氏は「産地の市況対策が本格化したことでしばらく上昇基調が続くだろう」と予想する。

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