2019年7月16日(火)

アリババ、店舗向け顔認証決済端末を開発

2018/12/13 18:00
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【上海=張勇祥】アリババ集団傘下の金融会社、アント・フィナンシャルは13日、顔認証による資金決済が可能な店舗向けタブレット型端末を開発したと発表した。新端末の導入により、個人事業主や中小・零細企業で顔認証による決済が可能となる。ユーザーはスマートフォン(スマホ)なしで買い物が可能になる。

ユーザーはあらかじめ顔の画像を登録しておけば、新端末による顔認証だけで決済できる。スマホによってQRコードを読み込む必要がなくなる。

13日の発表ではアント・フィナンシャルの開発責任者が「(顧客が)スマホでゲームをしていても、充電切れでも、電波が届かなくても決済できる」とメリットを強調した。

アリババの顔認証決済はスーパー「盒馬(フーマー)鮮生」やファストフードの一部店舗で実験的に導入しているだけだった。新端末の開発で顔認証決済の普及に本腰を入れる。

資金を受け取る側はスマホ決済の「支付宝(アリペイ)」の個人口座を登録することも可能で、幅広い利用者を取り込む。

実機の展示はなかったが、発表会では、10インチほどのタブレット型端末の映像を公開した。3次元カメラを搭載するという。認証を誤る確率は「100万分の1」とする。女性モデルが様々な化粧を施しても正確に認証するデモ映像も流れた。

顔認証については、顔画像や決済データの取り扱いに懸念がくすぶる一方、盗難リスクなどスマホ決済より安全性が高い面もある。

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