2019年3月26日(火)

シャープ、広島のカキ養殖にIoT 東大などと実証実験、生産量減に対応

2018/12/13 17:30
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シャープは13日、東京大学などと組み、あらゆるモノがネットにつながるIoT技術を活用して広島の養殖カキ生産量を増やす実証実験を12月下旬から始めると発表した。海水温度や食害の原因となる魚の接近などの情報を専用端末を通じて養殖業者に通知する。近年課題になっている生産量減少の解決につなげるほか、次世代通信インフラを使ったサービスの創出を目指す。

広島県江田島市内のカキ養殖漁場で実験する。シャープと東京大学のほか、中国電力NTTドコモなどを合わせた10企業・団体で取り組む。

漁場のブイや養殖用のいかだに設置したセンサーやドローンで撮影したデータから、カキの生育に適した場所や時期を推定する。

実証実験は次世代通信インフラのプライベートLTEと呼ばれる無線ネットワーク下で進める。シャープが提供するプライベートLTEに対応した専用スマートフォン(スマホ)を通じて、養殖業者に情報をリアルタイムで通知する。業務効率の改善や労働負担の軽減に加えて、作業ノウハウの可視化による後継者育成の促進にもつながる。

同実験は広島県が進める実証プラットフォーム事業「ひろしまサンドボックス」に採択されたプロジェクト。シャープは今回の取り組みを通じて、1次産業など新しい分野に向けたIoTを活用したサービス展開につなげる考え。

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