2019年5月25日(土)

向精神薬200錠持ち出し 名古屋、自己使用と薬剤師

2018/12/13 12:51 (2018/12/13 13:02更新)
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名古屋第一赤十字病院(名古屋市)で、薬剤師が向精神薬約200錠を無断で持ち出していたことが13日、病院や愛知県への取材で分かった。薬剤師は「眠れないので自分で使った」と話しているという。

病院は11月に事態を把握しながら県に届け出ておらず、県は麻薬取締法に基づき病院を立ち入り検査、速やかな届け出や管理体制の改善を指導した。

病院や県によると、薬剤師は6~11月にかけて、向精神薬の「サイレース」10錠、「ハルシオン」10錠、「マイスリー」175.5錠を持ち出した。医師が患者に処方した量より多く管理簿に記載し、水増し分を持ち出していた。

11月20日、向精神薬の在庫数と管理簿に記載された数字が合わないことが分かり、病院が調査。職員の記載ミスだったが、調査の過程で、医師が作成する電子カルテと薬剤師が記入する管理簿の数字も違っていたため、薬剤師の持ち出しが発覚した。

麻薬取締法は、向精神薬の盗難や紛失が判明した場合は速やかに都道府県に届け出るよう義務付けている。病院の担当者は「直ちに命に関わる薬ではないので、全容が分かってから届け出るつもりだった」と話している。

〔共同〕

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