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日本サッカー世界への挑戦

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タイトル奪還、若手に託す アジア杯代表ほぼ順当
サッカージャーナリスト 大住良之

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2018/12/14 6:30
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「ロシア・ワールドカップやこれまでの日本代表を引っぱってきた経験豊富な選手たちの力を借りたいという気持ちもあった。しかし経験の浅い選手にこんどは自分たちで新しい日本代表を築いていくんだという強い気持ちをもって戦ってほしい」

鹿島の2人、故障で外れる

来年1月5日に開幕する第17回アジアカップに臨む23人の日本代表を発表した森保一監督。香川真司や岡崎慎司など9月以降招集していなかったベテランが何人か選ばれるのではないかという予想もあったが、結論は、9月からの5試合でプレーしたメンバーを信じ、彼らにこれからの日本代表を託すということだった。

記者会見する森保監督。経験の浅い選手への期待を語った=共同

記者会見する森保監督。経験の浅い選手への期待を語った=共同

7月に就任後、森保監督は9月以降の親善試合に総計35人の選手を招集した。今回選んだ23人はすべてその35人に入っており、GKを除くと大半が3試合以上に出場している。3試合出場して唯一今回のメンバーから外れたのはMF三竿健斗。故障で鹿島アントラーズのクラブワールドカップ(12月12~22日)のメンバーからも外れており、森保監督としては痛かったに違いない。

もう一人痛かったのは、同じ鹿島のFW鈴木優磨だ。しっかりとしたポストプレーができるFWが大迫勇也一人しかいない現状で、今季大きく成長した鈴木への期待は大きかった。森保監督は11月の親善試合に呼んだが、直前のアジア・チャンピオンズリーグ決勝で右足首を負傷したため辞退。12月5日には天皇杯準決勝で右足の太もも裏を痛めて全治2カ月と診断された。

1956年に第1回大会が開催されたアジアカップは日本代表にとってワールドカップに次ぐターゲットだ。日本が属するアジアサッカー連盟(AFC)の公式の選手権だからだ。

60年代初めから欧州を強化の主舞台としてきた日本はこの大会をいわば「軽視」する形となっていた。76年大会で初めてエントリーしたが予選で敗退。2回目のエントリーは88年大会のことだった。ところが大学選抜チームで出場した予選を突破してしまい、カタールで行われた決勝大会に初出場。A代表を送る案もあったが、予選を勝ち抜いた大学選抜をそのまま送り、1分け3敗、1得点もできずに終わった。

日本のアジアカップへの「姿勢」が劇的に変化したのは92年大会だった。広島県で行われた第10回大会で、ハンス・オフト監督に率いられた「プロ化元年」のJリーグ選手たちが奮闘し、3連覇を目指したサウジアラビアを1-0で下して初優勝を飾ったのだ。この大会を含め、日本は以後7回のアジアカップですべて決勝大会に出場し、優勝4回(最多)、ベスト4が1回、ベスト8が2回と、常に上位を保っている。

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