ブラジル中銀、政策金利を6.5%で据え置き 6会合連続

2018/12/13 5:32
保存
共有
印刷
その他

【サンパウロ=外山尚之】ブラジル中央銀行は12日、政策金利を年6.5%に据え置くと発表した。据え置きは6会合連続。インフレ率は低水準にあるが、米利上げなどの影響で通貨安の懸念が残る中、利下げを見送った。1月に就任するボルソナロ次期大統領は低金利を望んでいるとされ、次回以降の会合の焦点となりそうだ。

ゴールドファイン総裁にとって最後の金融政策決定会合となった(4月、サンパウロ)

前回会合に続き声明で「足元のインフレ率は適切な水準だ」として、全会一致で据え置きを決めた。ブラジル地理統計院(IBGE)が7日発表した11月の消費者物価指数IPCAは前月比0.21%減と、8月以来のマイナスだった。前年比でも4.05%増と、5月のトラック運転手によるストライキの発生以来、最低となった。中銀は2019年のインフレ率予測を4.1%と前回会合から引き下げている。

ゴールドファイン中央銀行総裁にとって最後の会合となった。ボルソナロ次期大統領の経済チームは当初、ゴールドファイン氏に続投を要請したが、固辞されたという。最終的にサンタンデール銀行のエコノミスト、ロベルト・カンポス氏を次期総裁として指名した。次回会合は2月に予定されている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]