TPP11が30日発効、構える東北農家 輸出探る動きも
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米国を除いた11カ国による環太平洋経済連携協定(TPP11)が30日に発効する。農業など1次産業が盛んな東北では、関税が下がり輸入農産品が拡大することに警戒感が広がる一方で、輸出に活路を求める動きも出ている。欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)も2019年2月にも発効する見込み。生産者らは守りだけでなく攻めの姿勢も迫られる。
●警戒
17年、政府はTPP11が農林水産物の生産額に与える影響を品...
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