18年のIPO、資金吸収額が過去最高 3兆円超す

2018/12/12 20:30
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2018年の新規株式公開(IPO)で企業が市場から吸収する資金の総額は、前年比5.5倍の3兆1409億円となる見通しだ。NTTが上場した1987年の約2兆7000億円を超え、過去最高となる。ソフトバンクグループの携帯子会社「ソフトバンク」など、大型の上場が全体を引き上げる。

資金吸収額は上場時の公募増資による調達額と既存株主の売り出し額の合計で、野村証券が集計した。年内に上場予定で公開価格(公募・売り出し価格)が決まっていない企業の調達額は仮条件の上限で算出した。

最も資金吸収額が大きいのが19日に上場するソフトバンクで、2兆6461億円。全て株式の売り出しで、今年の資金吸収額の8割強を占める。それに続くのがメルカリの1307億円とワールドの536億円だ。

年間ベースのIPOによる資金吸収額は大型上場の有無に左右されやすい。過去10年では郵政3社が上場した15年と第一生命が上場した10年が、それぞれ1兆7897億円、1兆3198億円と高水準だった。

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