2019年3月25日(月)

架空請求はアプリで見破る 弁護士ら開発、無料配信

2018/12/12 9:47
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架空請求を人工知能(AI)が見破るアプリの使用例=共同

架空請求を人工知能(AI)が見破るアプリの使用例=共同

はがきの文面を人工知能(AI)が読み取り、架空請求を瞬時に見破る――。そんなスマートフォンのアプリをさいたま市の川目武彦弁護士(40)らが開発し、12月から無料で配信している。川目弁護士は「弁護士に相談しにくい場合でも、気兼ねなく使ってほしい」と話している。

はがきや請求書、メールの画像を無料通信アプリLINE(ライン)で送ると、過去の詐欺事案で使われた文面を蓄積したAIが「架空請求の可能性が濃厚です!」などと瞬時に回答。判定が難しい場合は弁護士らが個別に判断し、24時間以内に返信する。

川目弁護士によると、架空請求のはがきには「24時間以内に返答を求める」といった特有の文言がある。知識があれば簡単に見抜けるケースが多いため、知人のプログラマーの男性(38)と約半年かけてアプリを開発した。既に多くの利用者がおり、6日に発生したソフトバンクの大規模通信障害の補償をうたう虚偽メールに関する相談もあった。

アプリを開発した川目武彦弁護士(10日、さいたま市)=共同

アプリを開発した川目武彦弁護士(10日、さいたま市)=共同

「データの蓄積で精度はさらに上がる」と川目弁護士。「難しい言葉を並べてパニックにさせるのが架空請求の狙い。アプリを登録してお守りのように持っていれば、落ち着いて対処する助けになる」と話している。専用サイトhttps://company.kakuseikyu.com/で入手できる。〔共同〕

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