/

米探査機が太陽系外に ボイジャー2号

【カトウィツェ=共同】米航空宇宙局(NASA)は10日、1977年に打ち上げられた探査機「ボイジャー2号」が11月5日に太陽系の外に出たと発表した。同じ年に打ち上げられ、2012年に一足先に出た探査機「ボイジャー1号」に続き、恒星が放出する物質の影響が及ばない「星間空間」に旅立った2個目の人工物となった。

飛行するボイジャー2号のイメージ=NASA提供・共同

機体は打ち上げ以来、太陽から噴き出す電子などの粒子「太陽風」が届く範囲内を飛行していた。だが11月5日以降、機体の周辺で太陽風が観測されなくなったため、太陽系を離れ、星間空間に出たと判断した。

現在は地球から約180億キロ離れた領域を飛行中で、通信には片道16時間半かかる。これまでに木星や土星、天王星、海王星を観測した。

太陽風ははるか遠くの宇宙から飛んでくる高いエネルギーの宇宙線を防いでいるが、8月後半以降、機体で宇宙線が多く検出されるようになり、星間空間への突入が近いとみられていた。

太陽系の領域については、太陽風が届く範囲のほかに、さらに遠方にある小天体の集まり「オールトの雲」を含める考え方もある。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン