グーグル、交流サイトの閉鎖前倒し 新たな不具合発覚で

2018/12/11 7:28
保存
共有
印刷
その他

【シリコンバレー=白石武志】米グーグルは10日、データ管理の不備を理由に閉鎖を表明していた交流サイト(SNS)「グーグル+(プラス)」で新たなソフトウエアの不具合が見つかったと発表した。一時、最大5250万人分の個人情報を外部から閲覧できた恐れがある。再発防止を徹底するため、2019年8月としていた個人向けサービスの終了時期を同年4月に前倒しすることも明らかにした。

不具合は今年11月に実施したソフトのアップデートで発生した。利用者が氏名や電子メールアドレス、職業、年齢などの個人情報を非公開に設定していても、外部のソフト開発会社が閲覧できる状態になっていたという。グーグルは1週間以内に対策を終えたといい、これまで外部企業が個人情報を不正利用した形跡はないとしている。

グーグルは10月にグーグルプラスで最大50万人分の個人情報が外部に流出した恐れがあると明らかにしていた。競合するフェイスブックなどに押されユーザー数や利用率が伸び悩んでいたこともあり、グーグルは10カ月かけて個人向けのグーグルプラスのサイトを閉鎖する方針を表明していた。

米国では今年、SNS最大手のフェイスブックもプライバシー保護の不備について強い批判を浴びた。グーグルのスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は12月11日に米下院司法委員会で個人情報の収集や利用状況について証言する予定で、議員らから再発防止策などの説明を求められることになりそうだ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]