2019年5月25日(土)

サムスンバイオ、上場廃止回避 韓国取引所が決定

2018/12/10 21:00
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【ソウル=山田健一】韓国金融当局から2015年の会計処理が「粉飾」だったと認定されたバイオ医薬品受託製造大手のサムスンバイオロジクスについて、韓国取引所は不正な会計処理が上場廃止に該当するかを審査し、上場を維持する決定を下した。過去の大手企業の粉飾問題で問題企業が上場廃止を免れた前例を踏襲したとみられる。

韓国金融委員会傘下の証券先物委員会は11月、サムスンバイオの不正を認定し、同社を検察に告発した。今後、裁判でサムスンバイオへの処分が決まる見通し。これに先立ち、韓国取引所が10日に上場廃止の是非について決定を下した。

11日の韓国市場ではサムスンバイオ株が急騰した。午前9時に約1カ月ぶりに取引が再開されると、買い注文が殺到し、終値は取引中止前に比べて約18%高い39万4000ウォンに上昇した。証券アナリストは「上場廃止リスクが無くなったことで将来性を再評価する動きがでた」と話した。

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