2019年5月22日(水)

ソフトバンク、売り出し価格1500円に 個人の関心高く

2018/12/10 15:02
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東京証券取引所に19日に新規上場するソフトバンク(SB)は10日、上場時の売り出し価格が仮条件と同じ1500円に決まったと発表した。上場市場は東証第1部。知名度や配当利回りの高さが個人投資家の注目を集め、募集規模を上回る購入希望があったもようだ。先週起きた通信障害の影響などへの懸念も残るなか、今後の焦点は上場後の株価に移る。

通常の新規株式公開(IPO)では仮条件に上限と下限を設け、需要動向を勘案して売り出し価格を決める。ソフトバンクは仮条件の段階で「1500円」に絞る異例の手続きを踏んでいた。

売り出し規模は最大で約2兆6460億円と、1980年代後半のNTT(約2兆3000億円)を上回って国内最大になる。売り出し価格で計算した時価総額は7兆円を超え、日本の上場企業としては上位10位以内に入る規模となりそうだ。

SBはすでに東証1部に上場するソフトバンクグループ(SBG)の国内通信子会社。SBGは上場に伴い保有するSB株のうち最大で約17億6400万株(37%弱)を売り出す。売り出すSB株の9割は国内向けで、個人が販売の中心となる。

7日まで実施していた事前の需要調査では利回り志向の強い個人の人気を集め、売り出し規模を上回る引き合いがあったようだ。投資家が正式に申し込むのは11~14日。販売にあたる証券会社の営業担当者からは「通信障害など悪材料が噴出しており、事態を不安視した個人から入金キャンセルが出ないか心配だ」との声も聞かれた。

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