11月中途求人倍率2.36倍 半導体技術者の求人増える

2018/12/10 13:30
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パーソルキャリア(東京・千代田)が10日発表した11月の中途採用の求人倍率は、前年同月比0.1ポイント低い2.36倍だった。インターネット広告など未経験者も含め大規模な求人をしてきた業界では募集が縮小傾向にあるが、メーカーの技術者ニーズが底堅く拡大している。特に自動車向けに、半導体技術者の求人が増えている。

中途採用数は職種による二極化が進み始めた

メーカーの求人は前年同月比18.9%増だった。「半導体メーカーが数年ぶりに中途採用を本格化している」(転職サイト「doda」の大浦征也編集長)。半導体はスマートフォン向けなどが失速しているが、自動運転化など自動車の新技術向けに求人が増えた。同社が扱う半導体技術者の求人は前月比で倍増した。

一方でインターネット広告などメディア業界の求人は前年同月比24.3%と大きく減った。「転職市場は悪くはないが、右肩上がりに求人の出る状況ではなくなった」(大浦氏)。職種別では、未経験者採用の多い営業が同3.8%減少した。

リクルートキャリア(同)が同日発表した中途求人倍率は同0.24ポイント低い1.66倍だった。半導体などを使って製品向けの制御システムを開発する組み込み技術者の求人が、自動車向けを中心に同19.1%増と特に増えた。「複写機やデジタルカメラなどの技術者からの転職希望者が増えてきている」(同社)。

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