「被害者全員取り返して」 早紀江さんがメッセージ

2018/12/10 9:58
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北朝鮮人権侵害問題啓発週間を前に、拉致被害者の早期救出を訴える写真展が9日、横浜市で開かれ、横田めぐみさん(失踪当時13)の母、早紀江さん(82)が「被害者全員を取り返すため、政府に全力で取り組んでほしい」とビデオメッセージで訴えた。

横浜市で開かれた拉致被害者の早期救出を訴える写真展(9日)

早紀江さんは「早く一緒に自宅から富士山やきれいな夕焼けを見られるといい。なんとか取り返すことができるのではないかと期待を持って頑張っている」と強調。めぐみさんに向け「喜びの日を待っていてください。元気に過ごしてくださいね」と呼び掛けた。

めぐみさんの同級生だったバイオリニスト吉田直矢さんは、早紀江さん作詞の曲「コスモスのように」などを披露。「ご両親は体力の限界。一日も早く普通の生活に戻ってほしい」と話した。

横浜市の自営業、渡辺雅子さん(74)はめぐみさんの幼少期の写真に見入りながら「突然親元から連れ去られて41年も解決しないとは信じられない」と涙ぐんだ。

めぐみさんは1977年、新潟市から拉致された。日本政府認定の被害者は17人いて、そのうち12人が帰国していない。〔共同〕

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