2019年3月23日(土)

NY株3日続落、558ドル安 米中摩擦懸念が重荷

2018/12/8 7:13 (2018/12/8 12:04更新)
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【ニューヨーク=宮本岳則】7日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均が3日続落し、前日比558ドル72セント(2.23%)安の2万4388ドル95セントで終えた。米中貿易摩擦への懸念や英国の欧州連合(EU)離脱問題をめぐる不透明感から、投資家がリスク回避姿勢を強めた。アップルなど時価総額の大きいハイテク株の下げが目立ち、ダウ平均は昨年末終値を再び下回った。

ニューヨーク証券取引所のトレーダー=ロイター

7日の米国株相場は朝方、小高く始まった。取引時間前に公表の11月の米雇用統計は米経済の堅調さを示す内容で、市場の一部でくすぶっていた景気後退入りへの懸念はいったん和らいだ。一方、雇用者数の伸びは市場予想に届かず、景気の過熱感を示す材料もなかった。米連邦準備理事会(FRB)は利上げを急がないとの安心感につながったようだ。

ただ、買い一巡後はすぐに前日比マイナスに転じ、徐々に下げ幅を広げた。ダウ平均の下げ幅は一時、同660ドルを超えた。下げを広げたきっかけは米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの報道だ。米連邦司法当局は米国企業にサイバー攻撃を仕掛けたとして中国政府系ハッカーを刑事訴追する見通しと報じた。中国通信機器大手の幹部逮捕に続き、米中摩擦の激化が意識された。

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