2018年12月19日(水)

朝日インテック、新研究棟が稼働 本社移転

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ビジネス
2018/12/7 20:12
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医療器具メーカーの朝日インテックは研究開発を加速する。7日、瀬戸工場(愛知県瀬戸市)内に設けた本社機能を備える研究開発棟の竣工式を開いた。実際に医師が医療器具を操作できる部屋を設けるなど、新製品を投入しやすい環境を整備した。宮田昌彦社長は同日の式典で消化器系向けの品ぞろえ強化などに意欲を示した。

「グローバル本社・R&Dセンター」の稼働を始めた。建物や設備の投資額は約50億円。建物は7階建てで延べ床面積は約1万4千平方メートル。製品のショールームやフィットネスジムなども併設し、最大1700人を収容できる。名古屋市守山区の旧本社の管理部門にいた従業員も同センターに移転。旧本社は子会社などが活用するという。

同社はカテーテル(医療用細管)治療で使う製品に強みを持つが、新製品の開発には操作性など医師の意見の反映が欠かせない。そのため、実際の手術室を再現したシミュレーションルームを設け、心臓などの模型を通じて使用感を確認してもらえるようにした。今後は「より人体に近い臓器を置く」(宮田社長)とし、研究設備も増やす考えだ。

同社は2023年6月期に連結売上高を現状の6割増の800億円、営業利益を5割増の200億円に引き上げる計画。得意とする脳や心臓向けのほか、消化器系などにも品ぞろえを広げる考えで、営業や管理部門とも連携を深めながら、販売拡大を狙う。

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