菊池寛賞に松任谷由実さん 歌は「短編小説のつもり」

2018/12/7 19:12
保存
共有
印刷
その他

第66回菊池寛賞の贈呈式で笑顔を見せる松任谷由実さん(7日午後、東京都内のホテル)=共同

第66回菊池寛賞の贈呈式で笑顔を見せる松任谷由実さん(7日午後、東京都内のホテル)=共同

優れた文化活動に対して贈られる第66回菊池寛賞の授賞式が7日、都内のホテルで開かれ、シンガー・ソングライターの松任谷由実さん(64)ら2氏2団体が受賞した。同賞をシンガー・ソングライターが受賞するのは初めて。

授賞式で松任谷さんは「5分で味わえる短編小説を作るつもりで45年間歌を作ってきました」とこれまでの作曲活動を振り返った。「このたびノベル(小説)の仲間に加えていただいて、心から光栄に思います」「私が死んで名前が消えても、私の歌だけが読み人知らずとして残っていくことが理想です」と一言ずつ喜びをかみしめるように語った。

「私の場合は言葉にそれしかないという音律を乗せて作っていきます」と創作手法についても言及した。高い音楽性と同時代の女性心理を巧みにすくい上げた歌詞が世代を超えて愛され、日本人の新たな心象風景を作り上げたことが授賞理由とされた。選考顧問の養老孟司氏は「恐らくユーミンの名前を知らない人はいない。当然の授賞だと思います」と評した。

他の授賞は作家の佐伯泰英氏、東海テレビドキュメンタリー劇場、明治書院「新釈漢文大系」。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]