2018年12月16日(日)

グーグル系のウェイモ、自動運転の配車サービス商用化

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BP速報
2018/12/7 11:20
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日経クロステック

米グーグル親会社であるアルファベット傘下の自動運転開発ウェイモは米国時間2018年12月5日、自動運転車を使った配車サービスを米国で実用化したと発表した。自らスマートフォン用の配車アプリを開発。自動運転車の制御ソフトウエア開発に加えて、配車サービスの運営者に参入すると表明した格好だ。有人の配車サービスを手掛ける米ウーバー・テクノロジーズなどと競合することになる。

ウェイモの自動運転車両(出所:ウェイモ)

ウェイモの自動運転車両(出所:ウェイモ)

■米フェニックスでサービス開始

サービス名は「ウェイモ・ワン」で、米アリゾナ州フェニックスでサービスを始めた。ウェイモが開発したアプリの地図上で乗車位置と目的地を指定。目的地までの所要時間と料金を表示したあとに、配車を依頼できる。当初は実証実験に参加したフェニックスの在住者が対象。

ウェイモの配車アプリ(出所:ウェイモ)

ウェイモの配車アプリ(出所:ウェイモ)

ウェイモの自動運転車は無人で走れる実力があるものの、サービスの開始当初は人が乗って監視する。乗車してタッチパネル付きディスプレーで「スタート」を示す絵に触れると、車両が動き始める。24時間いつでも配車を依頼できて、大人が3人、子供が1人乗れる。

ウェイモは、世界に先駆けて自動運転開発に力を注いでいた。10年に自動運転車の試作車を発表していた。18年10月には、総走行距離が1000万マイル(約1600万キロメートル)に達したと発表した。

■GMが追いかける

ウェイモを追いかけるのが、米ゼネラル・モーターズ(GM)だ。自動運転子会社のGMクルーズが、ウェイモの1年遅れとなる19年末の実用化を目指して開発している。

ウェイモによる自動運転車の配車サービスが成功すると、今後の自動車事業が大きく変わる可能性がある。自動車の「所有」から「利用」への流れが大きく加速する。自動車業界では今後、車両販売を中心とした事業から利用料を得る事業への転換が進んでいくだろう。

(日経 xTECH/日経Automotive 清水直茂)

[日経 xTECH 2018年12月6日掲載]

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