寝ながら快適操作 自堕落な休日を支えるPCグッズ
「年末年始は外出しない」人のための自宅で快適グッズ

気がつけば、もう年末。「今年は旅行にも出かげず、自宅でのんびりしよう」と考えている人に向けて、年末年始を家で快適に過ごすための注目グッズを、3回に分けて紹介する。第2回は「仕事から離れた休日くらい、自堕落に布団やこたつに入ってネット三昧を楽しみたい」という人のために、いつもと違う姿勢でも快適にパソコンを扱えるグッズを紹介する。快適だからといって、くれぐれもやり過ぎにはご注意を。
こたつでも使えるゲーミング座椅子

2018年の新語・流行語大賞にも選ばれた「eスポーツ」。ゲームをプレーする環境にこだわるゲーマーたちに人気なのが、「AKRacing」のゲーミングチェアだ。人間工学に基づいた設計による快適な座り心地と、レーシングシートをモチーフにしたデザイン・カラーリングが支持されている。最近ではその快適な座り心地から、ゲーマー以外のユーザーにも認知され始めているという。「国内でのeスポーツの盛り上がりの後押しもあり、売り上げは好調に推移しています」(テックウインド営業本部マーケティンググループ主任の石山周作氏)
AKRacingのゲーミングチェアでユニークなのが、座椅子タイプ「極坐 V2」。今年の東京ゲームショウでも展示され注目を集めていた(記事「話題のゲーミングPC ゲームショウで入門者拡大も狙う」参照)。
極坐 V2は、床面に座って作業をするスタイルが多い日本のユーザーからの根強い要望に応え、企画・設計された座椅子タイプのモデルのセカンドバージョン。ロータイプデスクでのゲーム・パソコン作業を快適に行える。冬はこたつに入りながら好きなゲームや動画鑑賞を長時間楽しめるというわけだ。
座面と背もたれには、強度と耐久性に優れたメタルフレームを採用。クッション材には独自に設計した肉厚の高反発モールドウレタンフォームを使用。体圧を分散するため、長時間座っていても疲労がたまりにくくなっているという。座面が広いので、膝を曲げた状態でも伸ばした状態でも快適に座ることが可能だ。
台座は360度回転するので、座ったままで楽に向きを変えられる。リクライニングはフラットポジション付近まで調整でき、ゲームに疲れたらそのまま仮眠を取ることもできる。年末年始はこたつで思いっきりゲームやネットを楽しみたいという人にぴったりのハイテク座椅子なのだ。

寝ながら作業ができるPCデスク

PCデスクの脚に3つの関節を設けることで、高さと角度を自由に調整できるようにしたのが「復刻版!ゴロ寝デスク」。ソファや座椅子はもちろん、ベッドの上でも使用できるので、寝ながらでも、自分の使いやすい角度に調整し、快適にパソコンを使うことができる。
デスクの手前側のフチが出っ張っておりパソコンがずれ落ちないような構造になっており、マウスパッドとしてデスクに固定できるサイドテーブルも付属。長時間パソコンを使う場合も想定して、デスクの裏面にはUSBファンも設置されている。
ほぼすべてが金属製で安定感も高い。キーボードを打っても揺れが少ないので、好きな場所で思う存分パソコンの操作を満喫できる。折り畳めば厚さ3.5センチの板状に収まるので、使わないときの収納にも困らない。
好きな場所で楽な体勢でパソコンが楽しめるとあって、売れ行きは好調だという。「映像コンテンツをパソコンで楽しみたい方、ついつい猫背になってしまいがちなパソコン操作を楽な姿勢で行いたいという方などに人気」(サンコー広報部 えき晋介氏)
耐荷重65kgと丈夫なので、パソコン作業をしなくてもミニテーブルとして使用可能。机の上に置いて、スタンディングデスクとして使っている人もいるという。

目のツボに沿って磁石が入った眼鏡

以上、いつもとは違う場所や姿勢でパソコンを使えるグッズを取り上げたが、長時間のゲームや映像コンテンツの鑑賞をしていると、目も疲れてくるだろう。そこで最後は、かけると目の周辺のツボを刺激するという眼鏡を紹介する。
人気アパレルショップ、ハリウッド ランチ マーケットを展開している聖林公司が開発した「すっきりメガネ源」は、目の周りのツボの位置に沿って、20個のネオジウム磁石がフレームに組み込まれている。レンズにはブルーライトカットレンズを採用。度付きレンズやサングラス、老眼鏡などにもレンズ交換が可能だ。
重さは約50g。軽さ半分以下の「すっきりメガネ源ライト」もある。

(ライター 津田昌宏、写真 野町修平=APT、スタイリング 宇田川雄一)
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