2018年12月16日(日)

藤原書店社長に仏語顕揚賞 アカデミー・フランセーズ

社会
2018/12/7 10:02
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【パリ=共同】フランス語の純化や擁護を目的に17世紀に設立された同国で最も権威のある学術団体アカデミー・フランセーズは今年の「フランス語フランス文学顕揚賞」を日本の出版社、藤原書店(東京)の藤原良雄社長(69)ら5人に授与することを決め、6日にパリで授賞式を行った。

アカデミー・フランセーズのフランス語フランス文学顕揚賞を受賞した藤原書店の藤原良雄社長(6日、パリ)=共同

式典後、藤原さんは取材に「マルクス主義が衰え、新しい歴史の見方を探る中でフランスの歴史学などを出版してきた。晴れがましい賞を頂けるとは想像していなかった」と喜びを語った。

1989年創立の藤原書店は、フランスの歴史家フェルナン・ブローデルや社会学者ピエール・ブルデューから作家バルザックまでフランス語の書籍の翻訳を多く出版してきた。

同賞はアカデミー・フランセーズが授与する大賞の一つで、60年に創設。フランス語やフランス文学に特別な貢献をした国内外の人物に毎年授与される。日本人ではこれまでフランス文学者の吉川一義・京都大名誉教授と水林章・上智大名誉教授が受賞している。

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