2018年12月19日(水)

米司法長官、共和党系のバー氏が浮上 米報道

トランプ政権
北米
2018/12/7 6:40
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【ワシントン=中村亮】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は6日、トランプ大統領が指名する司法長官について、ウィリアム・バー氏が有力候補になっていると報じた。同氏はブッシュ(父)政権下で司法長官を務めた共和党系のベテラン法律家で、トランプ氏が周辺に起用する方針を伝えた。最終決定はしていないが政権内に目立った異論は出ておらず数日中に正式指名する可能性があるという。

司法長官は、2016年の米大統領選でトランプ氏周辺がロシアと連携して干渉したとの疑惑を捜査しているモラー特別検察官を監督する。トランプ氏は「捜査を今すぐ終了すべきだ」と主張するなどモラー氏に強い圧力をかけており、議会上院での承認手続きでは野党・民主党がロシア疑惑に関する考えやトランプ氏との関係を追及する公算が大きい。

トランプ氏は11月上旬に当時のセッションズ司法長官を更迭した。疑惑捜査を着々と進めるモラー氏や米連邦捜査局(FBI)を掌握できていないと不満を持っていたためで、長官代理にはウィテカー司法長官首席補佐官を起用した。ウィテカー氏は過去にモラー氏の捜査範囲が広すぎると批判しており、民主や米メディアからは疑惑捜査に悪影響が出るとの懸念が出ている。

ウィテカー氏は議会承認を経ておらず長官代理の就任は違憲とする訴訟が起きているが、司法省は7カ月間は長官職に就けるとの見解を示している。後任の承認が滞れば就任期間をさらに延ばせるという。

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