2018年12月13日(木)

VW、23年までに3800億円のコスト削減 EV投資へ資金確保

自動車・機械
ヨーロッパ
2018/12/6 23:41
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【フランクフルト=深尾幸生】独フォルクスワーゲン(VW)は6日、中核のVW乗用車ブランドで2023年までに30億ユーロ(約3800億円)のコストを削減すると発表した。25年の目標としていた売上高営業利益率6%以上を22年に前倒し達成を目指す。電気自動車(EV)への移行で今後増加する投資資金を確保する狙いだ。

フォルクスワーゲンは複雑な商品構成にメスを入れる

車台や複合部品を共通化する設計手法「MQB」を採用する車種の比率を18年の60%から20年に80%に引き上げる。調達規模を増やして原材料費を下げる。1車種のなかでのエンジンや変速機の組み合わせの数も減らして生産性を高める。まず19年に25%減らす。

VWは16年に独アウディや独ポルシェなどを含むグループ全体で20年までに37億ユーロを削減する計画を定めた。このうちVW乗用車ブランドは30億ユーロで、人員削減などで現在までに22億ユーロをすでに削減。順調に進んでいることから追加の削減が可能と判断した。

16年に1.8%にとどまっていた売上高営業利益率は18年12月通期は約4%になる見通しだ。追加のコスト削減で6%以上にすることで、EVや自動運転への投資をまかなう。VWグループ全体で23年までに440億ユーロを次世代技術に投資するうち、VW乗用車ブランドは110億ユーロを占める。

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