2018年12月13日(木)

アルコール感知器不使用 日航と全日空で乗務500件

社会
2018/12/6 23:18
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航空会社パイロットの飲酒問題で、アルコール感知器を使った検査を実施しないまま乗務した例が日本航空、全日本空輸両社で計約500件に上ることが6日、両社への取材で分かった。急に乗務することになった場合などに使用していなかったといい、両社は不正にすり抜けたケースはないとみている。

日航では新型アルコール感知器を国内に導入した2017年8月以降、今年10月までに感知器を使っていなかったケースが100~200件あった。

当時の同社の指針では乗務予定の変更などで時間がない場合に感知器を使わないことも認めていたといい、乗員同士が会話などで異変がないかを確認するにとどまっていた。日航は今後、詳しい状況などを調査する。

全日空でも今年10月までの1年間に羽田空港で感知器を使っていなかったケースが393件あった。操縦士は「失念していた」「時間がなかった」などと理由を説明しているという。

国土交通省は11月、両社に立ち入り検査し、アルコール検査の実施状況などについて調査していた。同省は行政処分などを検討している。

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