2019年4月22日(月)

幻のサメ、全身骨格を公開 世界初、鴨川シーワールド

2018/12/6 21:11
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千葉県鴨川市の水族館「鴨川シーワールド」は幻のサメと呼ばれる希少な「メガマウスザメ」の全身骨格標本を世界で初めて完成させ、6日、報道陣に公開した。7日から常設展示する。

公開された「メガマウスザメ」の全身骨格標本(6日午後、千葉県鴨川市)=共同

 世界で初めて完成し、公開された「メガマウスザメ」の全身骨格標本(6日午後、千葉県鴨川市の鴨川シーワールド)=共同

同館によると、メガマウスザメは体長が最大7メートルほどになり、名前通りの巨大な口が特徴。捕獲記録は世界で135例、うち日本では今回の標本を含め23例と少なく、生態には不明な点が多い。

標本にしたのは、体長約5.4メートル、体重約1.2トンの雌。昨年5月、千葉県館山市洲崎沖で定置網にかかり保護前に死んだため、同館が研究用に引き取った。勝俣浩館長は「口を大きく開けた状態で展示するので、餌のプランクトンなどを食べる姿を想像してほしい」とアピールした。

北海道大の仲谷一宏名誉教授の指導を受け解剖。骨は水分を含んだ軟骨で扱いが難しいが、吉田生物研究所(京都市)の水分をワックスに置き換える特殊技術を使い、約7カ月かけて標本を完成させた。

8日は特別に標本に触れられるようにし、午後0時半から仲谷氏が講演する。〔共同〕

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