コメ需給引き締まり 11月DI55、3カ月連続で増加

2018/12/6 18:26
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米穀安定供給確保支援機構(東京・中央)は6日、11月分の「コメ取引関係者の調査結果」を公表した。コメの需給について現状判断DI(100に近づくほど逼迫との回答者が多い)は、10月時点より3ポイント増の55となった。3カ月連続で増加し、中立の50を上回っている。

コメ需給に引き締まり感が出ている

2018年産の新米は、天候不順によって複数の地域で出回りが遅れた。特に北海道は農林水産省による作況指数(10月15日時点)が90と、9年ぶりの「不良」になった。「ななつぼし」や「ゆめぴりか」の供給が例年より少なく、本州の小売店の店頭では11月になってようやく新米が出そろった。

夏まではコメ需給の現状判断DIが下落傾向で、約3年ぶりの低水準だった。新米に切り替わった秋以降はトレンドが一変。米価水準の現状判断DI(100に近づくほど「高い」との回答が多い)は69だった。10月より1ポイント減となったが、依然として高値との見方が優勢だ。

米穀機構はコメ生産者、集荷業者、卸、小売業などに毎月アンケートを取ってDI(動向指数)を算出。回答は「高い」「やや高い」など5段階で、全体に占めるそれぞれの段階の構成比(%)に点数をかけて合計する。今回の有効回答は122者だった。

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