2019年8月25日(日)

歯ブラシがIoTで自動注文、サンスターがアマゾン採用

2018/12/6 13:41
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日経クロステック

歯ブラシに取り付けるIoT機器「G・U・M PLAY」とアマゾンの自動再注文サービスに対応したアプリ画面

歯ブラシに取り付けるIoT機器「G・U・M PLAY」とアマゾンの自動再注文サービスに対応したアプリ画面

サンスターは2018年12月5日、歯ブラシに取り付け、あらゆるモノがネットにつながるIoT機器「G・U・M PLAY(ガム・プレイ)」が、アマゾンジャパンが同日に日本で提供開始した自動再注文サービス「Amazon Dash Replenishment(以下、DRS)」に対応したと発表した。ガム・プレイの専用スマートフォンアプリと連携し、ユーザーが登録した歯ブラシの数が残り1本になると事前に選んだ歯ブラシなどを自動で再注文する。

ガム・プレイは加速度センサーを内蔵する歯ブラシ用アタッチメントで、Bluetoothを使って専用アプリと連携する。歯科衛生士の磨き方にどれだけ近いかを採点したり、子供がゲーム感覚で歯を磨いたりできる4つのアプリを提供している。DRSは米アマゾン・ドット・コムの「Dash Button」と同様の商品再注文サービスを提供する仕組み。Dash Buttonがボタンを押すと日用品を注文するのに対し、DRSは消耗品の残量や使用期限を感知するセンサーなどを組み込んだ対応機器を通じて、アマゾンのサイトに選択済みの交換品を自動的に再注文する。

サンスターは1日3回の歯磨きで約1カ月(約90回)での歯ブラシ交換を推奨している。同社の調査では交換時期を過ぎて毛先が広がった場合、奥歯の歯間部の歯垢除去率が45%落ちるという。それにもかかわらず「1000人中6割超が2カ月以上同じ歯ブラシを使い続けている。理由は購入時期や交換時期が分からないから」とサンスターの仮屋光広マーケティング本部オーラルケアマーケティング部長兼GUMブランドマネージャーは話す。

今回のDRS対応による再注文の流れは次の通り。まずユーザーは事前に家庭にある歯ブラシの残数を入力しておく。90回歯磨きするとアプリに交換通知が表示され、交換ボタンを押すと事前に入力した歯ブラシの残数が減る。残数が1になると自動的に選択済みの歯ブラシなどを再注文する。ガム・プレイのユーザー数や売上高は未公表ながら「DRS対応でガム・プレイ自体の販売数は4~5倍増えそう。今回の取り組みはアマゾンサイトでの当社製品全般の販売強化にもつながっており、製品全体で3~4倍の売り上げ増が見込める」(仮屋氏)と期待を寄せる。

(日経 xTECH/日経クラウドファースト 井原敏宏)

[日経 xTECH 2018年12月5日掲載]

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