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エーザイ、アルツハイマー病薬を治験へ

エーザイは新たなアルツハイマー病薬の治験に入る(東京都文京区の本社)

エーザイは6日、新たなアルツハイマー病治療薬候補「E2814」について、2018年度中の臨床試験(治験)入りに向けて準備を始めたと発表した。原因物質とされる脳内たんぱく質「タウ」を阻害する抗体医薬品で、現在エーザイが治験中のアルツハイマー病薬とは標的物質が異なる。多方面からのアプローチで、治療が難しい同病向けの新薬を目指す。

E2814は認知症研究で知られるユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)との共同研究から創製した。UCLとはこのほど、18年まで6年間の予定だった共同研究期間を23年まで延長することで合意した。

アルツハイマー病はタウや、たんぱく質「アミロイドベータ(Aβ)」が脳内にたまって神経細胞死を引き起こすことで発症するとされる。エーザイは現在、米バイオジェンと共同でAβを標的とする3つのアルツハイマー病治療薬の治験を進めている。うち「BAN2401」は第2相治験で好結果が得られ、早期の承認申請を目指している。ただ、より効果的に治療するにはAβだけでなく、タウを阻害する薬も必要だと判断した。

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