核兵器禁止条約の批准促進を決議、国連総会、日本は反対

2018/12/6 5:45
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【ニューヨーク=平野麻理子】国連総会本会議は5日、各国に核兵器禁止条約への署名と批准を求める決議案を賛成多数で可決した。米国の「核の傘」の下にある日本など41カ国は反対した。条約は昨年7月に採択されたが、批准国は19どまりで発効に必要な50カ国・地域に届いていない。今回の決議案はすでに批准した国を中心に、今年初めて提出された。

国連の総会会議場(ニューヨーク)

決議は手続きを終えていない各国に核兵器禁止条約への早期の署名・批准を求める内容。条約の発効にはあと31カ国・地域の批准が必要で、2019年中の発効が予想されている。日本は米国への配慮から同条約に賛同しておらず、被爆者団体などからは批判の声が上がっている。

5日の国連総会本会議では、日本が毎年提出している核兵器廃絶決議案も賛成多数で採択された。この決議の採択は25年連続。米国との関係から、核禁止条約には直接言及していない。条約推進の決議案を推進したオーストリアなどは、日本が提出した決議案には反対した。

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