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5Gでロボット遠隔操作や遠隔医療、ドコモが公開

トヨタ自動車と取り組む5Gを活用したヒト型ロボットの遠隔制御のデモ

NTTドコモは5日、次世代通信規格「5G」の最新取り組み状況を報道陣に公開した。5Gを使ってヒト型ロボットを遠隔制御したり、離れた場所にいる医師が手術現場に的確な助言をする遠隔医療のデモなどを見せた。ドコモは2019年に地域限定で5Gのプレサービスを開始する予定。商用化を見据えた動きが加速している。

東京女子医科大学と共同で進める5Gを活用した遠隔医療のデモ

東京ビッグサイト(東京・江東)の会場内のロボットが、おもちゃのブロックをバラバラに分解して箱に片付ける。繊細な指の動きはまるで人間のようだ。

それもそのはず。実はこのロボットは直線距離で約10キロメートル離れた東京スカイツリー(東京・墨田)にいる操縦者が、操作している。トヨタ自動車が開発したヒト型ロボット「T-HR3」とドコモの5G技術を組み合わせたデモだ。

T-HR3は、操縦者が操縦システムに座って腕や手を動かせすことで、ヒト型ロボットが同じ動きをして再現する。ロボットがモノをつかんだりしたときの感触を操縦者に伝えることも可能だ。その感触に基づいて操縦者は繊細にロボットを操作している。通信の遅れがほとんど発生しない5Gだからこそ違和感なく操作できるという。

東京女子医科大学との取り組みでは、5Gによって経験豊かな医師の指示をいつでもどこでも受けられる遠隔医療のデモを公開した。

通常、患者を手術する際には、高精細カメラで撮影した手術部位の拡大図や電気メスの状態などを手術室内に表示。現場の医師と情報をリアルタイムに共有しながら、的確に手術方法を判断していく。

手術方法を指示できる経験豊かな医師は多忙なことが多く、出張先や移動中でも助言できるようにしたいというニーズは高い。今回のデモでは、5Gを活用して手術中のカメラ映像や機器の情報を外部にリアルタイム配信。高速・大容量な5Gだからこそ可能な高精細な映像伝送によって、移動中の電車の中でも経験豊かな医師が的確な指示を出せるような様子を見せた。

デモは6日と7日に東京ビッグサイトで開催するドコモのイベント「DOCOMO Open House 2018」で一般公開する。

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