2019年9月23日(月)

アリババ系動画配信の優酷 中国当局が元総裁拘束
不適切な金銭やり取り疑惑

2018/12/5 19:46
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【上海=松田直樹】中国ネット通販最大手のアリババ集団は5日までに、傘下の中国動画配信サービス大手「Youku Tudou(優酷土豆)」の元総裁、楊偉東氏(44)が3日に公安当局に拘束されたと発表した。当局は拘束の理由を明らかにしていないが、アリババは楊氏に不適切な金銭のやり取りがあったとしている。

拘束された優酷土豆の元総裁の楊偉東氏

同社によると、楊氏は既に11月に優酷土豆の総裁職を解任され、12月3日に公安当局に拘束されたという。アリババは声明で「当局の捜査には全面的に協力している。いかなる違法行為も容認しない」と表明した。

中国メディアによると、楊氏は2013年に優酷土豆に入社し、16年から同社総裁を務めていた。優酷土豆が16年にアリババの完全子会社になって以降はグループの映画事業なども担当していた。

優酷土豆は12年に、当時の業界最大手、優酷と同2位の土豆が合併して誕生した。広告や有料の動画閲覧サービスを収入源としている。合併前から両社とも米国で株式上場していたが、16年にアリババが5000億円前後を投じて完全子会社化した。

優酷土豆はアリババグループの動画配信事業の中核を担う企業で、今年のサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会では試合の中国でのネット配信を手がけるなど事業拡大を続けている。日本のフジテレビとも提携し、同社のドラマなどをスマートフォンのアプリを通じて配信している。

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