2018年12月11日(火)

東海光学、光学部品の生産倍増へ 車や通信向け

自動車・機械
中部
2018/12/5 19:30
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眼鏡レンズメーカーの東海光学(愛知県岡崎市)は5日、カメラレンズなどにコーティングを施す光学部品の生産能力を倍増すると発表した。真福寺事業所(岡崎市)の中に新たな生産棟を設け、2019年11月の稼働をめざす。投資額は10億円。車載や光通信で使われるレーザーやセンサー向けの需要増に対応する。

東海光学は光学部品の新たな生産棟を来秋稼働する(医療の分析装置などに使われるフィルター)

新棟は平屋建てで延べ床面積は約2900平方メートル。光の反射や曇りを防止する膜などを付けたフィルターを生産する。新棟が稼働すれば、生産能力は年20億円程度に倍増する。雇用も新たに20人以上増やす。

コーティングは近年、防犯目的の監視カメラのほか、自動車や医療器具、光通信機器など向けのレーザーやセンサーで光を捉える精度を高めるニーズが出ている。コーティングの耐久性を高め、新たな機能を加えるための研究にも力を入れる。

同社は1939年創業で、眼鏡レンズではHOYAなどに次ぐ大手。薄くする技術などに強みを持ち、海外50カ国・地域に販売実績を持つ。2018年9月期の売上高111億円。眼鏡の低価格化や人口減少を背景に、レンズの国内需要は伸びにくくなっている。レンズの加工技術を応用して、自動車や医療分野向けの供給拡大を狙う。

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