2019年5月26日(日)

東大、データサイエンス人材育成で子会社 社会人向け

2018/12/5 19:25
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東京大学は5日、社会人を対象にしたデータサイエンス人材の育成事業に本格的に乗り出すために全額出資の子会社「東京大学エクステンション」を設立したと発表した。2019年度は約千人を受け入れ、3年後に売り上げ10億円を目指す。利益は配当金として東大に還元する。

東大は17年に国から「指定国立大学」に指定され、研究成果を活用したコンサルティングや企業向け研修を行う子会社の設立が認められた。今回が適用第1号で、大学が持つ資源を生かして収益を上げられれば、新たな独自財源として大学の経営基盤強化につながる。

新会社の社長は東大OBでソニー出身の堀本勝敬氏が就任。資本金は8千万円。東京・大手町で民間企業や官公庁、シンクタンク等に勤務する社会人を対象に、東大の現職教員約30人がデータサイエンスの最新知識を教える。カリキュラムは技術系・ビジネス系の実務家向けから経営・管理職向けまで多様なコースを設定。受講料は10万円から数十万円程度、受講時間は数回程度から数十時間までを想定している。

データサイエンスの分野は圧倒的な人材不足が指摘されているが、「大学内の養成では需要に応えきれないので、子会社で社会人教育を始める」(石川正俊情報理工学系研究科長)という。

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