2018年12月16日(日)

万博までに神戸空港を国際化 松井知事が容認表明

関西
2018/12/5 19:07
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大阪府の松井一郎知事は5日の記者会見で、大阪で国際博覧会が開かれる2025年までに神戸空港の国際化を容認する考えを明らかにした。関西国際空港や大阪国際(伊丹)空港との役割分担を官民で協議する「関西3空港懇談会」の開催が調整中であることを認めたうえで「長期的に(神戸空港の)国際化は必要」と述べた。

松井知事は「まず基幹空港である関空の機能を高める。関空を補完する形で神戸空港を国際化するのなら反対する必要はない」と話した。国際化の時期については「(大阪万博の)25年に神戸の国際化が必要になっているというのは、大阪や関西が成長していることだから、そうなってほしい」とした。

関空の17年度の発着回数は18万8千回。回数に規制はないが、実際には年23万回が上限とされる。関空周辺自治体は上限に達していないことを理由に神戸、伊丹の国際化に反対している。松井知事は「そこ(上限)まではダメというのではなく、(運営会社である関西エアポートの)投資と見合うかということだ」と、上限にとらわれない考えも示した。

さらに「(3空港問題の)感情的なしこりがあるのは、空港を迷惑施設ととらえてきたからだ。成長のためのインフラという位置づけを(3空懇で)確認したい」と強調した。

3空港を巡っては、9月の台風で関空が一時閉鎖されたことを契機に伊丹、神戸に対する規制を見直す機運が高まっている。関西エアが今年4月に3空港の一体運営を始めたことも影響している。3空懇は24日を中心に日程を調整しており、開かれれば8年ぶりとなる。

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