@コスメ 初の大型ECセール、売り上げ4億円超

2018/12/4 18:38
保存
共有
印刷
その他

化粧品の口コミサイト「@コスメ」を運営するアイスタイルは4日、3日正午~4日午後に行った初の電子商取引(EC)を中心にした大型セールで4億円超を売り上げたと発表した。中国での年間最大のインターネット通販セール「独身の日」にならい、24時間限りでセールを行った。同社が当初目標としていた3億円を大きく上回った。

約2千のブランドが参加した(大型セールのEC画面)

吉松社長は「来年は海外での実施も検討」と語る

大型セール「@コスメ ビューティーデー 2018」を実施した3日は、アイスタイルが1999年に@コスメを開設した日にちなむ。当日を「化粧品インターネット通販の日」として、従来から同社ECに販路に持つブランドを含め2千ブランドが参加した。当日は全品を20%のポイント還元の対象としたほか、40ブランドで当日限定の商品を販売した。

同社のEC年間売り上げの10%にあたる3億円を目標としていた。結果は総額4億円超となり、1日あたりでは過去最高の流通額となった。

売れ行きが好調だったのは、国内化粧品メーカーのイミュ(東京・中央)が1日限定で販売した「オペラ」の口紅「リップティント」の限定色や、日本ロレアルの高級ブランド「ランコム」の限定セットなど。

化粧品のEC化率は売り上げ全体の5%と主要消費財の中でも低い。化粧品は実際に使ってみて初めて肌との相性などの価値が分かる体験型商品。美容部員による対面カウンセリングが受けられる百貨店が今でも主要な販路だ。

近年、デジタル環境に慣れた若者の台頭で、対面販売を重視してきた構造が変わってきた。若年層は@コスメの情報を見てから購買するようになった。若年層は口コミサイトと相性の良いECを化粧品にも活用している。若年層の購買行動の変化を同社のイベントが証明した格好だ。

アイスタイルの吉松徹郎社長は「来年以降はグローバルでの開催も視野に、12月3日を日本だけでなく世界で最も化粧品が売れる日に育てたい」と話した。(矢崎日子)

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]