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村田「このままでは終われぬ」 引退決意を翻意
前WBAミドル級王者

2018/12/4 16:17
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前世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王者の村田諒太(帝拳)が4日、東京都内で記者会見し、現役続行を表明した。10月20日に米ラスベガスで行った2度目の防衛戦でロブ・ブラント(米)に完敗した試合を振り返り、「あの試合がボクシングの集大成でいいのか、このままでは終われないと思った。もう一度世界の舞台に立てるボクサーになりたい」と決意を語った。再起戦の時期は未定。

現役続行を表明した村田

現役続行を表明した村田

ブラント戦は相手の速さの前に翻弄され続けた。試合直後は進退について明言しなかったものの、「(内心は)辞めるつもりだった。自分自身のボクシングに対する情けなさ、ダメージの深さもあった」と明かした。妻や父からも引退の希望を言われたという。

心変わりしてきたのは、帰国して1週間くらいたってからという。「周囲の人と話していくうちに、自分自身が納得いくまでやればいいかなと思うようになった」。少しずつ体を動かし始め、この日からジムワークを本格的に再開した。

再起戦の相手や時期は未定だが、村田とプロモート契約するボブ・アラム氏は試合直後から日本でブラントとの再戦を組む考えを口にしていた。米スポーツ専門局ESPNなどによると、ブラントは王座奪取後にアラム氏と契約。2019年2月に地元ミネソタ州で初防衛戦を行う計画という。ブラントが防衛に成功すれば、再戦の可能性は高そうだ。

この日、村田自身は「ブラントとの再戦にはこだわっていない。マッチメイクはジムに任せている」と話した。ミドル級での世界戦が難しい場合は、1階級上のスーパーミドル級まで受け入れる考えも口にした。

王座陥落してから自問を繰り返すなかで、ハングリーさの欠如も感じたという。「世界王者になって、満足していた部分がどうしてもある。一度ハングリーでなくなった人間にハングリーになれというのは難しいけど、新しいチャレンジや目標が出てくると力が湧いてくるもの。まずはそれを見つけていかないといけない。もう一度、しっかり心身ともに自分自身を追い込んでリングに立ちたい」。自らに言い聞かせるように、再び厳しい道を進む覚悟を口にした。

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