ノキア、シンガポール初の3.5GHz帯での5G屋外試験

2018/12/4 15:25
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日経クロステック

フィンランドのノキアは、シンガポールの通信事業者StarHub(スターハブ)と、同国初とする3.5ギガヘルツ(GHz)の周波数帯域を使った次世代通信規格「5G」の無線仕様「5G NR」の屋外試験を実施したと2018年11月27日に発表した。スターハブのシンガポール本社にて、ノキアの実際の5G基地局と基幹ネットワークを使って、工業向けと一般消費者向けのアプリケーションをデモンストレーションした。

工業向けアプリケーションでは、製造現場の環境を再現し、5G対応の動画解析技術を導入して、生産効率の向上と製造時のエラー最小化を実現するデモを実演した。一般消費者向けには、スポーツファンが5G対応VRヘッドセットを使って遅延なく「生の」試合を楽しめるデモが紹介された。

また、ノキアの無線技術とスターハブの4G基幹ネットワーク、サードパーティー製端末を使った、3GPP準拠の5G NR NSA(ノン・スタンドアローン)性能確認実験においては、速度、容量、遅延性ともに、eMBB(モバイルブロードバンドの高速大容量化)サービスに必要な要求仕様を満たすことを確認できたとしている。

なお、この実験でノキアは、無線アクセスソリューション「AirScale Radio Access」、3GPP準拠の5G NR対応ソフトウエア、ビームフォーミング機能を備えたMassive MIMOアンテナ、基幹ネットワークや仮想ネットワーク用ソリューション「AirFrame data center solution」などを提供している。

(ライター 加藤樹子)

[日経 xTECH 2018年12月3日掲載]

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