安室さん引退、羽生選手金 平成最後の変わりびな
さいたま市岩槻区の人形メーカー「東玉」は4日、平成最後となる今年の世相を反映した変わりびな5点を発表した。9月に引退した歌手の安室奈美恵さんや、平昌冬季五輪のフィギュアスケート男子で金メダルを獲得した羽生結弦選手らが取り上げられた。

「平成の歌姫 ありがとう 安室ちゃん雛」と名付けられた人形は、引退ツアーの衣装でマイクを握っている。デビューからの年数「26」の数字などが背景に点灯する仕掛けで、歌姫のラストステージを表現した。
羽生選手と、スピードスケート女子の金メダリスト小平奈緒選手が並ぶのは「平昌で大活躍 氷上の輝き雛」。羽生選手はフリーの演目「SEIMEI」の衣装で、演技中の決めポーズを再現した。
このほか、米大リーグの大谷翔平選手と女子テニスの大坂なおみ選手や、ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった本庶佑・京都大特別教授、今年死去したさくらももこさんの人気漫画「ちびまる子ちゃん」の変わりびながお披露目された。〔共同〕