2019年3月22日(金)

NY株287ドル高、米中「一時休戦」で 原油先物は反発

2018/12/4 6:48
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【ニューヨーク=大塚節雄】3日の米株式市場でダウ工業株30種平均が続伸し、前週末比287ドル97セント(1.1%)高の2万5826ドル43セントで終えた。11月上旬以来、約3週間ぶりの高値をつけた。1日の米中首脳会談で米国が年明けに予定していた中国への追加関税を90日間猶予することで合意。「米中が一時休戦した」との評価が多く、米中決裂の最悪の事態は免れたとの見方から買いが優勢となった。米原油相場も米中休戦を好感して反発した。

ダウ平均は朝方には上げ幅が441ドルに達し、2万6000ドル台まで20ドル弱に迫る場面があった。ボーイング、キャタピラーなど中国での売上高が多い銘柄に買いが集まった。ボーイングとキャタピラーの2銘柄で指数を111ドル押し上げた。

11月下旬にかけての調整で割安感が出た主力IT(情報技術)ハイテク株への買いも目立った。アップルは主力の「iPhone」が米政権が発動を示唆してきた対中関税の第4弾の対象になるとみられてきたが、米中休戦で発動が遠のいたとの見方も買いを誘った。

朝方の買いが一巡したあとは売りも出て、ダウ平均の上昇幅が約130ドルまで縮小する場面もみられた。市場では「両国の溝は深く、今後の交渉は曲折が予想される」(シティグループ)との警戒感も残る。

3日の米原油先物市場で指標となるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート、期近物)は前週末比2.02ドル高の1バレル52.95ドルで取引を終えた。カタールが来年1月に石油輸出国機構(OPEC)を脱退する方針を表明。産油国の足並みの乱れを懸念する声も出たが、ロシアの減産に対する思惑が相場を支えた。

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